本の記録
読書感想文。
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No.6 #4
08月 26日 * 09:08 * あさのあつこ *
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NO.6 #4 (4) (講談社文庫 あ 100-4)
NO.6 #4 (4) (講談社文庫 あ 100-4)
あさの あつこ

やっと4冊目。早く出してください(涙)
毎回最初から読み返してるNo.6ですが・・・忘れちゃうから。前までのお話。
読むにつれて、これは私よりも子供たちが読む本だなぁ、と思ったり。

物語も後半に入って加速し始めます。
徐々に明らかになるNo.6の目論見とか、色々。
それは倒せるの?その敵てごわくね?とか思うんですが、これまたあれ。
ファンタジーの王道な感じで戦っております。

続きが気になるので、最後まで買います。読みます。
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ほたる館物語(1)
05月 23日 * 19:59 * あさのあつこ *
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ほたる館物語〈1〉 (ピュアフル文庫)
ほたる館物語〈1〉 (ピュアフル文庫)
あさの あつこ

あさのあつこのデビュー作。
文庫化しており購入。
ほたる館という旅館の娘、一子のお話。

 児童文学の作家さんで、この小説も児童文学として子供向けに出版された本なんだろうけれど、自分の子供時代に逢えなかったのは残念だったなぁ、と思った本。
出てくる一子の周りの大人が、あったかくて強い。

「雪ちゃんを自由にしたりぃ。親と子は、別の人間や。」

こんな簡単な事から逃れられない親と子が、いったいどのくらいいるのだろうな。
「子供のためならなんだって」は、耳障りはいいけれど子供に親の人生を背負わせることになる。親という立場を利用して、子供をがんじがらめにすることにしかならないものな。

ともあれ。
私はどうやら、雪ちゃんよりの人間のようですよ、と。読んでいてそんな風に思いました。
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NO.6 [ナンバーシックス] ♯3
05月 13日 * 01:20 * あさのあつこ *
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NO.6 [ナンバーシックス] ♯3 (講談社文庫)
NO.6 [ナンバーシックス] ♯3 (講談社文庫)
あさの あつこ

やっと出た3作目。


なかなか話が進みませんねぇ・・・。面白いですが。
生きるために精一杯な外側と、飼い殺しにされている内側の人たち。
情報を疑わず、徹底的に自分の頭を使わないように住民を教育する中の人たち。

満たされていると考えることをやめる、ってのは実感として私の中にある。
でも、本当は満たされることなんてないはずで。
それはそう思い込んでいるだけの話なのよね。たとえどういう風に暮らしていても。

そういう風に上を見上げることを忘れてはいけないなと。
そして世の中も私たちも変わり続けなければいけないのでしょう。
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福音の少年
05月 13日 * 01:07 * あさのあつこ *
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福音の少年
福音の少年
あさの あつこ

少年の話。
ま、あさのあつこと言えば少年です。少年を描かせたらピカイチです。そしてこの本にも少年が出てきます。二人。

他人とは違う違和感を自覚して育った陽。
自覚せずに育った明帆。
そして、陽の幼馴染であり明帆の恋人である藍子。

主な登場人物はこの3人。

これにちらっと登場し、彼らを大人の目から分析するライター秋庭。


ひとは良心の生き物だとは、この小説は語らない。
ひとは一人だけなら、良心を学ぶことが出来ない。
高校生という、まだまだ世の中の広さを知らない「賢い子」が、自分と自分以外の人たちとのズレに悩む。悟られてはならないと必死になる。

俺は俺の中の悪魔のようなものを抑えつけて生きている。ずっとそうして生きている。疲れるよ。でも、お前がいるから俺は人でいられる。

と、言われた事があります。ちょっと前のこと。
私はこの小説を読んでいて、ずっとその人の事が頭から離れませんでした。
私はそういう気持ちがわからない。
自分の中のどす黒いものに、自分が支配されてしまうという気持ちは分からない。

ただ、解るのは、
楽をしようとして、今ある現実がつらくてくるしいから、楽になりたいと、道を踏み外しそうになる、その誘惑。

藍子の落ちた穴は、そのようなものだったんじゃないかなと思う。
他人のことを理解してしまう。けれど自分が相手を理解するほど相手は自分のことがわからない。わかってくれない。観てくれない。

それも仕方がないな、というところまで見えてしまえば、引き下がるしかない。諦めるしかない。諦めても苦しさは癒せない。だから、応急処置のように、何かを求めて道を踏み外す。

物語の少年二人がこのことに気づくのはいつなのだろう。


もとから違和感を自覚していた陽の取った行動と、ぎりぎりになってから自覚した明帆の取った行動の差の描き方は見事。



人を人として繋ぎとめておけるのは、自分以外の誰かなんだなぁ。
ひとりでは何も成立しない。誰かがいて、絡まりあって、それは一方で枷なのだけれどそれはきっと何よりの救いなんではないかなと思いました。


さて、私は重たい重たい枷になれているのかしら。と、自問自答。
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NO.6♯1
05月 13日 * 00:26 * あさのあつこ *
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NO.6♯1 (講談社文庫)
NO.6♯1 (講談社文庫)
あさの あつこ

ファンタジー。
この人のファンタジーを読むのは初めてですが・・・。
面白い。
もともとファンタジーが好きなのもあるけれど、どうも骨太なファンタジーが私は好きなようで。

舞台はNO.6と呼ばれる街の話。
徹底的に管理された、今より少し先の未来の街。
その街で特別エリートとして生活している紫苑という少年と、
その街の汚さを呪って、街の公安からマークされているネズミという少年を軸に話が進んでいく。

今ある現実になんの疑いも持たないこと、なんの疑いも持たずになんとなくそのまま生きていること。
それは生かされてるのであって、生きているのではない。

疑問に思ったことは知らないといけない。
疑問を解消すべく自分が動かなければいけない。
見て、知ってしまったら後戻りができないとしても、やっぱりぬるま湯に浸かりっぱなしの人生はもったいない。

自分で考えて感じて生きること。
自分の生きる道に自分で責任を持つこと。
そういうことはきっとものすごく大切だ。


しかしやっぱりこの人の描く少年はよい。
素敵に輝いている。
「MANZAI #3」がイマイチだったのであまり期待せずに読んだのだけれど、期待に反してよかったです。

続きが気になる仕組みもよろしい。


ただ、できれば完結してから手をつけたかったなぁ。惜しい。
バッテリーで次が出る頃には前までのあらすじ忘れてる、みたいな事態に陥ったのだけれど、なんだかまたそんな状態になりそうです。。。とほほ。
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ガールズ・ブルー
05月 13日 * 00:02 * あさのあつこ *
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ガールズ・ブルー (文春文庫)
ガールズ・ブルー (文春文庫)
あさの あつこ
あおくさーい青春ものが好物の私には素敵すぎる小説でした。
甘すぎず、辛すぎず、17歳。
落ちこぼれ学校に通う女の子が主人公。

夏前に振られちゃったり。
ずーっと自分の事を想ってくれてる幼馴染がいたり。
学校辞めちゃった友達がいたり。

そういう人たちと関わりながら17歳の夏が来て、終わる。
そんな淡々としたお話でした。


淡々としつつも一気に読んでしまえるのは、
登場人物の誰もが魅力的だから。
あさのあつこの小説の共通点でしょう。

読んでいて、「あれ、これ誰だっけ?」って思うことがない。

少しずつ一般文庫であさのあつこが読めるようになってきたのは、喜ばしいことです。


青臭いのが好きな人にはおすすめ。
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